お久しぶりです。齊藤です。
9月にはなりますが、一泊二日で金沢へ行ってまいりました。初金沢でした!
金沢では金沢城、妙立寺、足軽資料館、前田土佐守家資料館、兼六園、21世紀美術館、鈴木大拙館へ行きました。
妙立寺は非常に興味深い建造物でした。
寺の至るところに仕掛けがあるため、通称忍者寺と言われる妙立寺ですが、忍者とは全く関係がないそうです。
内部構造に見られる仕掛けとしては、4階建(地上2階建)ですが23部屋あり、さらに階段が29カ所、実際は落とし穴になっている賽銭箱があったり、部屋によって天井の高さが異なっていたりしています。
天井は、刀などの武器を使用できないよう低く設計さてれいる部屋や、その反対に室内で武器を使用した訓練を行うことができるよう高く設計されている部屋がありました。
このように仕掛けは敵の侵入を想定したつくりになっています。
足軽資料館では、学生の時に教科書でしか知ることのできなかった江戸時代の足軽について、より深く知ることができました。
足軽は現代でいう宅急便です。そのため現代のように速達などもあります。もちろん速達は通常便よりも値段がかかります。
距離と往復の日数に応じて足軽の賃金が異なったようです。また、足軽は基本的に世襲であったことも初めて知りました。
足軽を統括する組織もあり、現代のような組織図も見ることができました。パソコンもスマホも無い時代にこのような細かな人員管理をしていたというのはどのような工夫がなされていたのか不思議に思いました。きっと現代にもヒントになる部分が多いように思います。
兼六園は加賀藩12代藩主・斉広の豪壮な隠居所「竹沢御殿」が完成した年に、中国宋の時代の詩人・李格非(りかくひ)の書いた「洛陽名園記」の文中からとって宏大・幽邃、人力・蒼古、水泉・眺望の六勝を兼備するという意味で「兼六園」と命名されたそうです(兼六園パンフレットより参照)
また、金沢はグルメも豊富でした。海の幸だけでなく、おでんも美味しかったです。
おでんは「美幸」というお店で頂きました。人気店でさらに3連休ということもあり行列で、2時間半並んだ後、念願のおでんを食べることができました。とても美味しく、それにも関わらずとても安い!さすが人気店だなと思いました。
金沢、石川県は1泊2日では足りないくらい魅力のあるところだと感じたのでまた訪れたいです。